Press Turn

ジャーナリズム論的あるいは私生活的な転回について

2016-01-01から1年間の記事一覧

Free speech under attack

Economist 自由主義的な表現の自由論。 この人たちはこういう立場しかないんだろうな、という気もするけど、ちょっと古いという気もする。それに、(ジェントルだから)差別はしないだろうし、当然のことながら、差別される側になったこともない、パブリック…

鶴見俊輔もしくはフリッパーズギターのCamera full of Kisses

「ディスコミュニケーションをあきらかにすることが、より良いコミュニケーションである場合が多い」 鶴見俊輔著作集3、『二人の哲学者』という論文の脚注。 この論文は、デューイのコミュニケーション論批判だけど、全然古くなくて驚いた。 コミュニケーシ…

幸福の0.01ミリ 変身物語

◼︎ボート対抗戦。ここ数年は一橋時代で8連勝。もっとも今年は5秒ほどしか差がなく、一橋のタイムは昨年から30秒近く遅い。 これからの軽量級、インカレ、全日本選手権に向けて今年はちと不安。 天気がよくてよかった。よい日曜日。 ◼︎端艇部より心配なの…

デジタル時代の読者像、鍋焼きうどんと鯵の干物

鍋焼きうどん好きの配偶者。以前からお店で1000円以上とられることに立腹していたけれど、ついに自作。鍋は下田の瀬戸物屋さんで店頭に安くでていたものを購入。 宿題になっていた家の周りの草取りをしたらヤモリ?がいた。小さいワニ。 鯵の干物。これ…

Aqua pazza

鯵のAqua pazzaと赤ワイン。タルトはこれでおしまい。 干物になったりお寿司になったりイタリア料理になったり、鯵も忙しい。 下田の干物屋のおばあちゃんは、輸入の鯵は頭がでかいといっていた。本当かな。

strawberry

イチゴのタルト 下田へ日帰りして摘んできた完熟イチゴ2パック分使った贅沢なタルト。 やわらかな甘みとほんのりと残る酸味がアクセント。 これだけ贅沢にイチゴを使ったケーキ、お店ではまず食べらられない。 ◼︎紙面の収穫は津田大介さんコラム 「ネットワ…

お勉強

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1月15日

佐藤卓己 メディアと政治(毎日、14日) 月1回、木曜日に掲載。毎日の中でも必読。 紹介されているのは、あらためて、ぞっとするデータ。 18歳選挙権とかいって若者をターゲットにするのもいいけれど、そして、軽減税率とか言ってる場合じゃない、という…

1月12日

agenda setting 安倍のパート25万円発言はネットで話題になって数日遅れ。 蓮池透氏の著書をうけた北朝鮮とのかかわりについてもネットでは話題だけど、主要メディア(この表現もどうなのか?オールドメディアというべきか)はほとんど出てない。産経には…

1月10日 Hasebe super dry

Prof.Hasebe 日曜日付けは総合面やら経済面やらコラムばっかり。それらが束になってもかなわない博覧強記と切れ味。自信をもって議論できるだけのゆるぎない自己。 第三者委員会の議論のなかで、セクションで蛸壺化しているという話が出た時に、「だったらど…

1月7日

◼︎夕刊 6日付夕刊=北朝鮮「水爆実験」 7日付朝刊=北朝鮮が核実験 ほとんど同じ。かつては夕刊で「北朝鮮が水爆実験」とうたったら、翌日付けの朝刊は、時制が進んだ次の段階の見出しになっていた。今はほとんどそのまま1報の見出し。記事はすこし新しい…

1月6、7日

precommitment 旅を続けるオデュッセウスたちは、船乗りを惑わすセイレーンのいる海域に入る。オデュッセウスは船乗りたちの耳を蜜蝋で塞ぎ、自分自身は帆柱にきつく縛り付けさせ、「自分が『縄を解け』といったらよりきつく縛るように」と命じ、海域を抜け…

1月4日 Online Journalism

◼︎Online journalism もう何年も前のオンラインジャーナリズムの紹介本に出てた図。 一つの出来事に対してニュースの出し方は多様だし、リーチの仕方、対象も異なる。 デジタルへの対応が進んでいるアメリカとかでは、すでにモデル化されているけれど、 デジ…

1月3日

adapt or die デジタルシフト(海外編) 海外のデジタルへの対応は明らかにに日本より早いしダイナミック。まあそうしないとつぶれちゃうし。さしあたり以下の二つは参考になるか、と。 一つは英国のエコノミストのデジタル担当エディターとのインタビュー。…

1月2日 紙とデジタルの不思議な関係

休刊日 2日は休刊日。ニュースはテレビとデジタル頼りだけど、デジタルのニュースは少なめ。紙の紙面が発行されない、というだけの理由でデジタル版もニュースが少ない、ということになってよいのかな、と思ったりもする。逆にいうとデジタルが紙媒体のニュ…

1月1日

元旦社説 こういうのはもうどれだけ意味があるのか、という気もしてきた。だれも読んでないだだろうし、そんなに影響力がある訳でもないし。とはいえ、それぞれが正月にいっておこうという何かが見えてきて、それなりにカラーというものは見えるので1月1日…