Press Turn

ジャーナリズム論的あるいは私生活的な転回について

◼︎12月31日

◼︎慰安婦合意波紋

少女像の撤去が10億円拠出の前提なのか否か。記者会見の発言を読む限り、前提とは読めないけどな。産経が描く安倍は「もう謝罪もしない」「約束やぶったら韓国終わり」とか元気。メートルがあがるってやつか? 謝罪する、しない、とかいう問題と、そういう事実があったということはまた別の話。てか、どう考えても反省してる人の口から出る言葉じゃないようにも思う。 

 

韓国は少女像の撤去は前提じゃないっていってる。不可逆的ってのは、日本の修正主義的な動きも終わりにしてもらうってことだ言ってる。双方が自分たちに好都合に理解できるっていう合意だったのかな。文書化されてないし。よけいごちゃごちゃするだけなら、両方の国の外交能力が問われちゃう。

 

いずれにしろ、そこじゃないだろう、という思いが残る。戦争をして、兵隊がいて、性欲を処理するために、業者が女性を手配する、という構造がおかしい。要するにああいうスタイルの戦争がおかしいにきまってる。被害を受けているのは、兵士であり、市民であり、子供であり、女性じゃん。周恩来だっけか、日本と中国の両国の人民が被害者だった、と言ってたけど、そういう発想は今ではないのかな。そういえば、周恩来はゲイだったという本が出たとNYTに書いてあった。